0
新入荷 日本美術刀剣保存協会 第35回重要刀剣 越後守藤原国儔(くにとも) |
||||||||
★江戸時代打刀、研上り白鞘、銅/金着2重ハバキ、鎬造、庵棟、磨上。 身幅広く重ね厚い。長寸で反り浅く、中鋒延びごころ。 互の目に小のたれ。小板目肌がつみ、地沸がよくつき、 地景の入った鍛え。焼刃の匂口が明るく、 国儔の作刀の中でも鍛えがよく、かつ地刃の明るい作柄で 出来の宜(よろ)しい一口。 銘「越後守藤原国儔(くにとも)」本間薫山先生鞘書有。 ○国儔(くにとも)―江戸時代元和頃(1615~1623年)、山城。 生国日州飫肥(おび)。新刀最高峰堀川国広の甥で、 後に門人となり、山城に出て堀川に住す。 国広一門の国貞、国助は、国儔に指導を受けたと言われている。 美濃伝ながら、末関の和泉守之定(ノサダ)に近似した作刀があり、 個性を見せている。 平成元年四月十四日指定 第35回重要刀剣 760万円(税込836万円)
|